発熱から社会復帰までの顛末

2月3日節分、妻お手製の「恵方巻」を無病息災、コロナ終息を願いながらいただきました。3日は自宅待機解除、社会生活に復帰できた日でもありました。

買い出しに行けず、有り合わせのもので作ったという恵方巻、「サラダ巻きのレタスが暴れてる!」と妻。

この1週間の出来事…実は、31日夜から悪寒があり早めに床についたものの、2月1日朝の段階で38℃の発熱と倦怠感を確認。「もしや、コロナ感染?!」を疑い、かかりつけ医に連絡して、発熱外来対応で、午前中に新型コロナウィルス抗原定性検査とインフルエンザウィルス検査を受けたところ、インフルエンザは陰性だったものの、抗原検査で「擬陽性」の診断に。自宅待機を指示されることに。

抗原定性検査は鼻の粘膜から粘液を採取する検査で30分ほどで結果が出ます。車内での待機となりますが、この段階で熱は39℃近くあり、老体にはかなり堪える状態。

医院を通じてPCR検査を予約することになりましたが、1日午後の予約が取れず、2日午後1時半に長野市民病院敷地内の医師会PCR検査センターで検体採取。ドライブスルー方式です。時間指定ですが、絶えることなく待合が続いているようでした。

翌3日朝9時に医院から「陰性」の連絡を受け、安堵…。自宅待機解除、社会生活復帰が可能となりました。

この段階で、医師から処方してもらった薬が効き、平熱に治まる状況に。さすがに年齢故でしょうか、倦怠感は残りますが。結果として、発熱を伴う風邪症状だったということでした。

会食もなく、出席した会合は感染防止策をとっていたので、コロナ感染の可能性は低いと思いつつも、オミクロン株の流行では誰が何処で感染してもおかしくないことから、丸2日間余りとはいえ、「自宅待機状態」は精神衛生上、決して良くはありません。基礎疾患もあることから、陽性診断を考え、体調や家庭、議員としての仕事のことなどいろいろ思い悩みますね。

妻と二人暮らしですが、家では居住と動線を完全に分け、私は2階の寝室とトイレのみの行き来、リビングは立入禁止に。妻が消毒を徹底しくれました。ありがたいことです。幸い、妻には風邪もうつらずに済みました。でも、買い物に出かけられず、あるもので食事をとることに。これが夫婦感染、長期になれば、そうはいきません。

感染者や濃厚接触者の皆さんの自宅療養・自宅待機の不安としんどさを、ほんの少しですが体感しました。やはり、自宅療養・自宅待機となっている皆さんへの継続した健康観察、食料などの必需品の提供はきめ細やかに行われる必要があります。

それにしても、冷え込む寒空のもと、病院施設の外で抗原検査・診断をされる医師・看護師の皆さん、PCR検査センターの皆さんのご苦労に改めて感謝申し上げます。かかりつけ医では、私の後にも発熱外来・検査を受ける方がいらっしゃいました。医療ひっ迫の一端を垣間見ることに。

こうした顛末で、1日の市議会・政策説明会、そして夕方に予定していたミャンマークーデターから1年の街頭スタンディング行動は欠席となりました。また、分散登校中の小中学校の訪問調査を計画していましたが、これも見送りに…。来週にします。

私の場合は、ただの?風邪で終わりましたが、発熱等の症状がある場合は、かかりつけ医や保健所に速やかに相談し、診察・検査を受けてください。「ただの風邪との思い込み、私は大丈夫」は禁物ですね。くれぐれもご自愛ください。

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