社民党県連第20回大会

挨拶する竹内久幸県連合代表(県議)


 24日、「衆議院総選挙勝利!消費税増税阻止、TPP反対、脱原発!くらし・雇用・いのち・平和・憲法を守りぬく社民党の飛躍を!」をスローガンに社会民主党長野県連合第20回定期大会が開かれました。又市征治社民党副党首や阿部守一県知事が来賓として参加しました。
2年に一度の役員改選で、私は引き続き副代表を担うことになりました。

 「自民党はダメだけど民主党もダメ」と二大政党への批判が強まる中、社会民主主義の政治潮流こそが第3極を担うべき時代を迎えていると考えますが、既成政党批判に埋もれ、その役割を担い切れていないところに社民党の今と課題があります。
 国民的運動、社会運動の中に存在感を打ち立てること…脱原発、反TPP、消費税増税反対、格差是正の社会運動を広げ、その社会運動の中で存在と地位を確立することが強く求められています。

 大会で採択した県民アピールを掲載します。

 社会民主党長野県連合は第20回定期大会を開催し、向こう2年間の運動方針を決定しました。私たちは、県民の暮らしと雇用、憲法と命を守る政治の実現に向け、次のことに全力で取り組みます。

1.東日本大震災からの復興・復旧を支援し、命を大切にする政治を実現します。
2.福島第一原発事故を一刻も早く収束させ、放射能の拡散を防ぎ、脱原発国家日本をつくります。
3.我が国のエネルギー政策を大胆に転換し、2020年原発ゼロ、2050年自然エネルギー100%を目指します。
4.農業、医療、雇用などを破壊するTPPに反対し、広範な国民運動をつくります。
5.低所得者いじめの消費税増税に反対し、所得税の累進課税・資産課税の強化、法人税収の拡大を目指します。
6.後期高齢者医療制度・障がい者自立支援法の廃止、安心の医療福祉制度をつくります。
7.沖縄米軍基地縮小撤去、辺野古新基地建設に反対し、普天間基地即時閉鎖を求めます。
8.地域公共交通を活性化し、人に優しいまちづくりを進めます。
9.教育の政治からの独立を確保し、教育現場での日の丸・君が代の強制に反対します。
10.労働者派遣法の抜本的改正を目指し、最低賃金の大幅アップを目指します。
11.官製ワーキングプアを根絶し、公契約法・公契約条例の制定を目指します。
12.民主的で透明な公務員制度改革を進めます。
13.農林業の再生をめざし、安心・安全な農業を実現します。
14.地球温暖化防止、水基本法の制定、生物の多様性の喪失を食い止めます。
15.狭山再審を勝ち取り、人権侵害救済法の制定、人権を確立する運動を進めます。
16.憲法改悪に反対し、憲法をくらしに活かす政治を実現します。

以上、アピールします。

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