県知事選挙…現職・阿部守一氏を推薦

前線の発達による記録的な大雨で全国に被害が広がっています。

長野市内でも戸隠・鬼無里地区を除く長野地域に発令された土砂災害警戒情報を受け、中条地区に避難勧告(継続)、信州新町地区に避難勧告(解除)が発令されています。

昨晩は市立安茂里公民館の運営委員会に続き懇親会がありましたが、安茂里地区にも避難勧告が発令される可能性が高まったことからほどほどにして解散(私はノンアル)、状況の推移を見守りました。

安茂里地区では避難勧告の発令には至りませんでした。今朝の段階では安茂里地区内では土砂崩れなどの被災も確認されていないとのことです。

大雨は続きます。土砂災害や浸水の危険性が高まっています。気象情報に留意し、十分に警戒したいものです。安全確保が最優先です。


さて、昨日5日、7月19日告示・8課月5日投票で執行される長野県知事選挙にあたり、社民党県連は3期目に挑戦する現職の阿部守一氏と政策協定を締結し、推薦を決定しました。

政策協定調印式を県労働会館で執り行い、必勝に向け党全国連合・又市征治党首の推薦状を手渡しました。

阿部県政について、前回選挙における政策協定の実行状況を検証し、県民生活に根差した県政運営が図られていると概ね評価したうえで、県の契約に関する条例に基づき労働者の適正賃金を確保するための実効性ある施策展開、生活交通の拡充をはじめ広域的な公共交通ネットワークの拡充に向けたさらなる具体的な取り組みなどを強く求めました。

予定候補者である阿部知事は、「政策協定をしっかり受け止め政策実現に努めたい。格差と貧困により分断されない社会をめざし、平和と自治の力を行政として発信したい」と抱負を述べました。

さらに、「学びの充実を核に、持続可能な安心な暮らしをめざし、医療、交通、防災、まち・むらづくりを柱とする公約を来週にも発表したい」としました。

目標を共有しつつ、阿部県政の継続に向け、ともに力を尽くしたいと思います。

阿部守一・県知事選予定候補者との政策協定

協 定 書

2018年7月19日告示、8月5日投票の長野県知事選挙において、阿部守一予定候補者と社会民主党長野県連合は、この間、懇談会や政策協議を行ってきた。

その結果、双方が長野県政の目指すべき方向について多くの課題を共有することができたので、下記の基本事項により政策協定を結び、阿部守一予定候補者の必勝を目指すこととする。

1、現行憲法を遵守し、憲法を自治と暮らしに活かし、平和で民主的な県政を築くこと。

2、県民生活最優先の基本姿勢のもと、景気・雇用・福祉・医療・環境・農林業・教育・人権政策を重視した施策をさらに推進すること。

3、県民の生活と雇用を守り、格差是正のため、以下の施策を推進すること。

①「長野県の契約に関する条例」に基づき、労働者の賃金水準が具体的に引き上げられるよう実効性ある施策を本格実施すること。

②働く者の立場に立った働き方改革をすすめ、長時間労働による過労死・過労自殺を撲滅する施策を行うこと。

③できるだけ自家用車に依存しない移動手段の確保を図るため、公共交通維持・存続に向けた取り組みをさらに進めること。

④若者や非正規労働者の賃金・処遇改善など、県民の所得向上に引き続き努力すること。

⑤生活困窮者対策をさらに進め、給付型の奨学金の拡充など、子どもの貧困対策の具体化を図ること。

4、原発エネルギーに依存しない社会を目指し、再生可能エネルギーの地産地消をさらに進めること。

5、長野県農業のブランドを守るため、公共品種を守り育てる条例を制定すること。

6、必要に応じて、政策協議を行うこと。

7、この協定書は、双方一通を保持する。

以上

2018年7月5日

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