議員辞職の報告に始まった6月市議会

7日、6月市議会定例会が始まりました。

議会初日冒頭、議長から生出光議員(共産党)の議員辞職願を許可した旨が報告されました。残念であり重大な事態です。

他人の自転車のサドルに体液を付けて汚損したとして、器物損壊の疑いで逮捕、送検された生出光長野市議が容疑を認め、弁護士を通じて提出された議員辞職願を許可したことによります。

本会議に先立ち開かれた議会運営委員会で、議長から議員辞職を許可したことが報告されるとともに、共産党市議団の野々村団長からは、6日夜の弁護士との接見で一転して、「うそをつき続けることはできない」と逮捕容疑を認め議員辞職願の提出に至った経過の説明があり、「彼の異常な行動に気付けなかった。市民、議員に多大な迷惑をかけ、信頼を損ない、心からお詫びする」と無念さをにじませながら謝罪しました。

現職議員が性的行為を伴い刑法犯罪に問われ逮捕されるという重大な事態は、市議会的には議員辞職という形で決着がついたことになります。

市民の皆さんの負託に応えるべき議員の信頼を根底から損ねる事態の招来に、長野市議会の一員として心からお詫び申し上げます。

事件の全容が不明なものの、性癖による常習性の可能性は否定できないものと思われます。余罪追及があるのかもしれません。

今後、全容が解明されていくものと思われますが、安茂里の居住議員としていろんな場面で席を同じくする機会が多かっただけに、何とも憂鬱な想いです。

7日午後、安茂里地区遺族会の総会が安茂里公民館で開かれましたが、地元の議員であった生出元市議の話題で持ち切り…。

議員辞職の経過を報告しつつ、地元の皆さんの信頼と期待に応えられる議会・議員活動を改めて約束させていただきました。

心して…。

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