長野市農業研修センター開所式

4月半ばというのに、日中は6℃と肌寒い日となりました。ご自愛ください。

11日、松代東条地区に整備された長野市農業研修センターの開所式が催され、所管する市議会経済文教委員長として出席しました。

研修センターの職員の皆さん、総勢5人。稲葉所長(右)をはじめ、指導員・事務員の皆さんです。

研修センターの職員の皆さん、総勢5人。稲葉所長(右)をはじめ、指導員・事務員の皆さんです。

新装なった松代斎場の南に位置します。

地元・松代の皆さんや農業団体の皆さんが集まり、テープカットに続き、開所式が行われました。

新たな担い手育成の拠点

農業者の高齢化や後継者不足などにより農業の担い手が減少するともに遊休荒廃農地が増える中、農業に携わりたいと考える市民や企業をサポートし、多様な人材を農業の新たな担い手として育成するための研修施設です。

木造平屋建の研修棟と倉庫棟、1万㎡の研修圃場が備わります。松代と若穂の産材を中心に90%が県産材を使用しているとのことです。
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定年帰農者や農業に関心のある市民向けコースでは、農業の基礎を学ぶ新たな担い手育成研修や野菜作りの研修が、また企業育成コースでは企業の農業への参入を支援する研修が、新たに整備された圃場を使い実践的に行われます。

市民78人、企業2社が参画

既に、市民向けコースでは78人が、企業育成コースには異業種の2社が参画され、好調な出だしとのことです。
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長野市では初めての農業研修センターとなります。企業育成をメニューの一つにしている点が特徴です。

トラクターや豆トラ。新しい農作業機具が受講生を待っています。

トラクターや豆トラ。新しい農作業機具が受講生を待っています。

市が2億7,000万円をかけて整備した農業研修センター、新たな担い手づくりの拠点となることが大いに期待されます。

経済文教委員会で夏に視察を予定

市議会の農林業経済文教委員会では、研修生の皆さんとの意見交換も含めて、7月頃に現地視察を実施したいと考えています。正副委員長で検討中です。

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